コストコオキシクリーンの使い方!何にどのくらいの量入れるの?

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コストコのオキシクリーンといえば、おすすめ商品として必ずあがってくるものです。みなさんも、目にした事やお友達シェアしたことがあるかもしれません。

その内容量は5.26㎏と大量です!

価格は¥2398税込(2020年11月16日現在)

大容量だから仕方ありませんが、洗剤に¥2000をパッと払うのは確実な保証が欲しくなります。私も初めは、友人とシェアしました。そして2度目は一人で1箱を購入しました。

洗濯と食器の漂白除菌をするのですが、正直使用量が適当です。大量にあるせいか、ドバッと入れてしまい、とてもお得とは言えません。

何にでも使える!万能です!とよくブログなどでも紹介されているコストコオキシクリーン。

今回は、しっかりお得に使えるように何にどのくらいの量を使うのか?ここをまとめていきたいと思います。

コストコのオキシクリーンとは何ですか?


オキシクリーンは弱アルカリ性の酸素系漂白剤です。

塩素系漂白剤に比べ、きつい臭いがなく色柄ものにも使用できる漂白剤です。

コストコで販売しているものはアメリカ製のもので、ドラッグストアやホームセンターで販売しているものは『株式会社グラフィコ』がアメリカ本社認定の中国工場にて製造して販売している製品です。

アメリカ製は、界面活性剤が含まれているという違いがあります。

オキシクリーンの使い方の基本

  • 使える素材・使えない素材を把握する
  • 40~60℃のお湯で溶かして使用する
  • 密封容器やスプレー容器には入れない(常に酸素が発生しているので破裂の可能性あり)
  • 溶かした溶液は、6時間以内に使う(有効性がなくなる為)
  • 洗濯洗剤以外の(アンモニアを含む製品・還元系漂白剤・塩素系漂白剤)と混ぜない!
  • アルカリ性はたんぱく質を溶かす性質があり、手が荒れるのでゴム手袋を使用する
では、コストコオキシクリーンの基本的使い方を押さえたので、具体的な使い方とその使用量についてみていきましょう。

用途に合わせた使用量と具体的な使い方

オキシクリーンの代表的な使い方として、6つあげていきます。


  1. 白・色柄物の洗濯(ウール/シルク/麻/天然着色料使用品は除く)
  2. じゅうたん(ナイロン製)のシミ取り
  3. 台所用品の消毒漂白(アルミ/テフロン加工は除く)
  4. 布製のスニーカー
  5. 洗濯槽の掃除
  6. タイル目地・ベランダの掃除

では、これらの汚れにどのくらいの分量をどのように使っていくのでしょうか。

用途お湯の量(40℃~60℃)オキシクリーン量
毎日の洗濯の漂白剤
として(普通の洗剤と併用)
45ℓ30g通常の汚れ~90gひどい汚れ
ドラム式:30g~60g
襟汚れ・食べこぼしのシミ取り 浸け置き2ℓ15g
じゅうたんの染み抜き0.5ℓ30g
台所用品の漂白
茶渋のカップ等
ステンレスポット
4ℓ30g
台所換気扇4ℓ30g~60g
上履き・布製スニーカー4ℓ30g
洗濯槽の掃除最高位300g
タイル目地、ベランダ掃除4ℓ120gで濃い溶液
又は、少量のお湯でペースト状にして使用する

ここでは、gの表記でまとめました。


付属の計量スプーンは1杯約120g。ラインが「1.2.3.4」と「A.B.C.D」の2種類あります。ABCD表記のAのラインが30gで専用スプーン1/4です。(写真はAのライン)

しかし、このスプーン大き過ぎて使いにくいです!大さじ1が15gなので、百均で専用に大さじを買って使用するのがおすすめです。

使用するお湯は、40℃~60℃がオキシクリーンの力を最大限に発揮します!!

この量で、各用途のオキシ溶液を作りましょう。ちなみにオキシ溶液は、6時間で有効性がなくなるとされていますので作り置きはできません。

では、各用途のオキシクリーンの量が分かったら、次は使用手順を紹介していきます!

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1.白・色柄物の洗濯

白いものを白く!タオルやシャツの嫌な臭いを防ぎたい!臭いの素となる雑菌をオキシクリーンで除菌しましょう!色柄ものにも使用できます。

注意点:ウール/シルク/麻/天然着色料使用品/金属装飾付属品のあるものは除く

①洗濯槽に水を張る
②洗濯物を入れる前にオキシクリーン30gを投入しよく溶かす※
③洗濯物、洗濯洗剤を入れ、通常洗濯をする

※ドラム式や、予約洗濯時など洗濯物を入れる前の投入は手間です。私は、通常洗濯は液体洗剤を使用しているので、洗剤トレイにオキシクリーン、柔軟剤、液体洗剤とそれぞれ入れてからスタートさせています!

オキシクリーンと洗濯洗剤を混ぜて投入ケースに入れないよう取扱い説明に記載されていますのでご注意を。

特に気になるYシャツの襟・袖口汚れには
  1. 洗面器に2ℓのお湯と15gのオキシクリーン溶液を作り、襟袖を10分つけ込む
  2. そのまま洗面器の溶液ごと洗濯機へいれて通常洗濯をする

2.じゅうたん(ナイロン製)のシミ取り

注意点:じゅうたんにウールが混じっていないことを確認!

①0.5ℓに30gのオキシ溶液を作る
②スポンジやタオルを使って、汚れに溶液をしみ込ませ5分置く(溶液をつけたまま乾燥させないよう注意!)
③タオルでたたくように拭き取り、シミがなくなるまで②③を繰り返す
④きれいな水ですすぎ乾くまでタオルで水分を拭き取る

3.台所用品の消毒漂白(アルミ/テフロン加工は除く)

①洗い桶等に4ℓに30gのオキシ溶液を作る
②茶渋のついた急須や、ステンレスポット、プラスチック容器等を10分~30分浸けおきする
※換気扇など油汚れのひどいものは、60分など浸け置き時間を調整
③水でしっかりすすぐ

浸け置きが終わった溶液は、6時間効能が続きます。

そのあと食器洗い用のスポンジ、最後は生ごみ受けや排水溝の蓋などつけて無駄なく使います!

4.布製のスニーカー、上履き

コンバースの白いスニーカーはおススメです!また他のスニーカー白の紐靴も一緒に洗います。他の色付きナイロンスニーカー(ニューバランスなどの)は、靴紐だけ白くでもすごくキレイに見えてきます!

注意:スニーカーは一部革などを使用している製品があるので、しっかり確認しましょう!!

私は、紺色のスウェードと黄色に着色された革がついていたニューバランスをうっかりつけてしまいました‥‥。染色された革の色落ちと、スウェード地の変貌にそれはそれはがっかりしました。それから、しっかり洗剤の用途は確認しようと心に決めました!!

①4ℓに30gのオキシ溶液を作る
②スニーカー、上履きを浸け置き(1~6時間汚れの度合いで)
③ブラシでこすり洗いして、しっかりすすぐ

5.洗濯槽の掃除

①洗濯機に最高位で40℃~60℃のお湯を貯め、オキシクリーン300g~500g入れる(汚れの程度で調整)
②洗濯機を5分回し、6時間以上浸け置きする
③浮いているカビ汚れを除いて、通常運転を行う

※カビの黒いカスがでなくなるまで数回運転が必要な場合もあります

6.タイル目地・ベランダの掃除

注意:使用前にはシミや色落ちが発生しないか、目立たないところで確認してください。
①4ℓに120gのオキシ溶液を作る
②直接汚れに溶液をかけ5~30分おいてから必要に応じてこする
③水でよくすすぐ
※洗浄の面積が広い場合には、溶液が乾燥しないように小さい範囲で数回に分けて洗浄してください
※タイル目地などは、ペースト状のものを使用する

うちのベランダのタイルも苔?が張って滑って危ないので掃除してみました!


上:使用前
下:使用後

5分置いてブラシで少しこすっただけです。市松模様だっけ?という出来栄えです。かなり感動しましたが、あまりに汚れが落ちすぎて逆に目立ってしまい、この後ベランダ全体を掃除することなりました‥‥。

オキシクリーンは、普段の洗濯からじゅうたんなどの大物、靴や洗濯槽など家の中の様々なものに使えますね。

近年よく耳にする、重曹やクエン酸を用いたナチュラルでシンプルなお掃除を提唱している人が多いですが、オキシクリーンの成分はどのようなものが使われているのでしょうか?

さらに使用用途を広げていくために、オキシクリーンの成分について調べていきたいと思います。

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オキシクリーンの正体を知って使いこなそう!

オキシクリーンの成分は?

・過炭酸ナトリウム(酸素系)
・界面活性剤(エレキシレートアルコール)
・水軟化剤(炭酸ナトリウム)
・洗浄補助剤
の弱アルカリ性の酸素系漂白剤です。
主成分である過炭酸ナトリウムは、炭酸ナトリウムと過酸化水素が混ざったもので(炭酸ナトリウム=炭酸ソーダ)水分と混ざるとシュワシュワと発砲し酸素が発生します。

その酸化力により 漂白・除菌・消臭 の働きがあります

過炭酸ナトリウムを、お洗濯の洗剤や食洗器の洗剤として使っている方を雑誌でみました。

家中の洗剤を集めるとすごい種類になりますが、過炭酸ナトリウムを使用することで、ストック洗剤を無くしシンプルライフを送れるという内容でした。

◆過炭酸ナトリウムの特徴は◆
得意なこと
●布・器機類の殺菌漂白
特に有機性の汚れ(汗染み・黄ばみ・泥汚れ・食べこぼし・血液)に有効
●発砲力を活かした、洗濯槽や排水管パイプ掃除
●浴室、台所のカビ汚れ
苦手なこと
●絹・毛・革のアルカリに弱いたんぱく繊維の洗濯には使用できない
●天然の着色料を使用している製品は色落ちの可能性あり
●ステンレス以外の金属と反応する為、バックル・ボタンなどの装飾品のある衣類には使用不可
●アルカリ性の汚れ、水垢・尿などには有効ではない

タオルの臭いを消すために、オキシクリーンを買いました

私がオキシクリーンを購入したきっかけは、タオルが臭かったからです。


生乾きの臭い‥‥。
何度洗濯しても、その臭いは取れず。柔軟剤でごまかすのはどうしても嫌で、臭いのもとから絶ち切りたかったのです。

その手順は

①バスタブに60℃のお湯をはる
②60L の量のお湯なら、400~500gのオキシクリーンを入れて溶かす
③30分から1時間ほど浸け置いたあと、洗濯機で通常洗濯をする

洗濯機に、60℃のお湯が貯められるなら、その後の工程が容易になるので洗濯機で行いましょう!

あっ、洗濯機が汚いとそのまま洗濯槽のカビ汚れまで取れてしまいますのでご注意を…。

バスタブは大量のお湯をはりやすいので、私はバスタブでやってみました。溶液が濃すぎると、バスタブの色が変わったり、ゴムの栓が溶けたりすることもあるので初めてやる時は溶液を薄めに行いましょう。

オキシクリーンの保存方法

蓋のある容器、米びつなどがおすすめだそうです。密封の容器は、破裂の恐れがあります。
購入して6か月経過したものですが、袋をテープでとめて保存してこの状態です。


保管場所は、洗面台の下に置いてあるので湿気の多い場所ではありますが、湿気を吸って固まったりはしていません。

大きなプラスチック容器を購入しようかと思いましたが、量が減ってきたときに入れ物だけ大きいのも困るので、小分けにして使っています。

まとめ

コストコオキシクリーンは、弱アルカリ性の酸素系漂白剤です。
〇主成分は過炭酸ナトリウムでその働きは漂白・除菌・消臭!
〇有機性の汚れ(食べこぼし・血液・汗染み・黄ばみ・泥汚れ)に強い
〇酸素系の為ツンとした臭いもなく色柄物の漂白にも使えます!
※ただし!!ウール、シルクなどのたんぱく繊維やステンレス以外の金属は使用不可
〇布製のスニーカーや上履き、洗濯槽やタイル掃除にも使用できる
〇基本の溶液:40℃~60℃2ℓに15g(大さじ1)
〇溶液の有効性は6時間!

よく『玄関からお風呂、トイレ掃除にも万能です!!』と耳にするのですが、水垢や尿石などのアルカリ性の汚れは落ちません!

アルカリ性の汚れには、酸性のクエン酸などを使用しての掃除が正解です。

トイレやお風呂は、カビ汚れや石鹸カス水垢など汚れが複雑なので、まずは重曹やオキシクリーンなどの弱アルカリ性洗剤を使い、一度洗い流してからアルカリ汚れに対しクエン酸を使用すると良いかもしれません。

コストコのオキシクリーンは大容量です!たくさんあると、つい適当な量で使ってしまいますが、適正な使用量は、洗う物にもお財布にも優しく使うことができます。

コストコでお得に購入した後は、万能に使いこなしていきましょう!


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